2014年4月6日日曜日
東高定演
いよいよ母校の東高マンドリン部の第14回定演です.Ⅰ部は現役生33名によるオリジナル曲演奏で「妖精組曲Ⅲ・Ⅳ」(二橋潤一),「マンドリン酒場の夜」(湯浅 隆・吉田剛士),「杜の鼓動~街の灯」(丸本大悟)です.いずれも今のマンドリン界で人気の邦人作曲家による作品で,いかにも難しそうな曲ばかりです.これらをマンドリンを弾き始めて1~2年の高校生たちがバリバリ弾きまくる姿には目を見張るばかりです.Ⅱ部はやはり現役生によるコントを交えたリラックスステージで,映画音楽やTV主題曲等を演奏し,大いに楽しめました.顧問の先生(指揮者)もコントに加わり会場を沸かせました.こんなところは指導者と生徒との良好な関係を伺わせてくれ,微笑ましいかぎりです.そしてⅢ部はOBOG21名が加わり総勢54名での合同演奏です.まずはクラブソング「小雨降る径」からスタート.まことにいい曲をクラブソングとして選んでくれたものとつくづく思います.当時の静岡市内の高校マンドリンクラブはそれぞれにクラブソングがあり,多くはラテン系の明るい曲調だったのですが,切なく憂いを含む本曲はまさに個性を重んじる東高にぴったりです.弾き始めからウルッときてしまいます.「くるみ割り人形~行進曲・花のワルツ」(チャイコフスキー)は合同演奏で,「くるみ割り人形~葦笛の踊り」だけは現役生のトップらによる演奏です.最後は「風のシンフォニア」(末廣健児).この曲は弾けずに残ってしまった部分があり,そこは下手に弾いてじゃまするよりパスすることにしました.情けない!ですね.ともあれ初めてOBとして演奏参加した東高マンドリン部定期演奏会は大いに楽しむことができました.雨天での開催に客足が心配でしたが,ほぼ満席で埋まりました.今回の演奏参加を機会に高校同期の友人やマンクラOB達にも来場いただくよう声掛けを行いました.OBOGによる打上会は会場近くの居酒屋で行い,演奏に参加してないOB数名も加わり大いに盛り上がりました.マンドリンクラブに入って本当に良かったと思えるひと時です.
会場から 今にも雨が降りだしそう
ホール618席
現役生のリハ風景
演奏終了で皆リラックスした表情
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