それほど大げさなことではないのですが,実際目にした光景は衝撃そのものでした.駐車場のクルマを洗車しようと近づいたところ,足元に大きめのカマキリがいました.よく見れば,二匹いて一方が相手を食べているところだったのです.とっさに以前(2015年7月)観た映画「アリのままでいたい」が蘇りました.この映画は昆虫を扱ったネイチャー・ドキュメンタリーで,蟻の目線から見た昆虫の生態をダイナミックな映像で描き出した作品です.その中で唯一考えさせられた映像があり,雄のカマキリが交尾のため雌カマキリに近づいたところ,雌に獲物として食されてしまうといったものです.交尾をしながらも雌に食べられてしまう雄カマキリ.これは生物としての生き残りの本能に他なりません・・・などと当時のブログに記しておりましたが,まさかその実物を見るとは思いもしなかったのでつい見入ってしまいました.虫の世界とはいえ生存競争の厳しさを目の当たりにしました.
さて,本日は秋晴れの「文化の日」.世界のどこかでは人同士が命をかけた生存競争をしています.
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