今回の定演はイタリア紀行がテーマでしたので,私としては楽しみなプログラムで臨む演奏会になると期待していたのですが,私の望むところの曲は入りませんでした.選曲委員との好みの違いではありますが,モチベ半減でした.
とりわけ2部のイタリア民謡特集ではナポリの曲が多かったのですが,南イタリア特有の陽気さが感じられない曲作りでした.メインの3部ラストの「夢の魅惑」は正直疲れました.ダラダラとスローテンポが続き,大曲としてのメリハリが今一つ物足りませんでした.これは観客側の評価も分けたようです.
アンコール曲はマンドリニスト堀雅貴さんが愛好会45回定演のために書下ろしてくれた作品でしたが,なかなか気に入っています.
今回45回という節目の演奏会とは会員の誰もがわかっていても,この1年間の平日練習の参加率は最低でした.指揮者の都合や選曲,経費の使い方など問題は多々ありましたがはたしてそれだけだったのか.運営面での工夫,改善を今一度再考すべき時期に来ているような気がいたします.
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