2018年2月3日土曜日

エレガントデザイン!

フランス・パリで開催されている第33回国際自動車フェスティバルでマツダのコンセプトカーVISION COUPE(ヴィジョン・クーペ)がMost Beautiful Concept Car of the Year賞に選ばれたとのことです.マツダファンとしては嬉しい限りです.  エコな車,高性能な車等大手メーカーには数多くありますが,こと外観のデザインについてはマツダの右に出るものは無いとの思いを一層強くしました.赤一色の追求もデザインの一部と捉えるこだわりは他社の追随を許しません.  さてVISION COUPEです.ぱっと見アストンを思わせる全体フォルムですが,細部にはマツダの現市販車のディテールがそこかしこに見受けられます.フロントの顔などはCXシリーズの共通のものであり,「最も美しいコンセプトカー」のルーツをくむ市販車CX-5がデザインで人気を博すわけです.アストンは確かにその美しいフォルムに目を奪われますが,そこまでマッチョでないVISION COUPEはまさに日本的な美を追求したものといえます.  一方,意外なほどあっさりしているのがインテリアデザイン.むしろこのあっさり感が独特の雰囲気を醸し出しているのかもしれませんが,もう一工夫エレガントさが欲しいところでしょうか.このインテリア感はやはり市販車にも反映しているところが面白いところですね.  自動車の世界ではエコカーへの切り替えが急務となり,外観デザインを含め人の目を魅了するような車はごく一部のハイエンドカーに絞られてしまっているかのようです.そんな中,ロータリーエンジンで一世風靡したマツダが今こうしてカーデザインで世界をリードしている姿に胸がすく思いです.

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