今月はノーベル医学生理学賞に日本人の大隅良典氏が受賞し,「オートファジー」とはなんぞやと沸いたところですが,注目の文学賞はなんとシンガー・ソングライターのボブ・ディランが受賞してしまいました.
中学生の頃から洋楽にはまってはいましたが,フォーク系はとんと興味が無く,ボブ・ディランの名は音楽雑誌「ミュージックライフ」で目にしていたに過ぎません.とはいえその名声はフォーク系にとどまらず,多くのロック・ミュージシャンにも多大なる影響を与える存在として轟いていたようです.
1992年,ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンにて開催されたボブ・ディラン30周年記念コンサートのビデオを観てみますと,ゲスト出演者にニール・ヤング,エリック・クラプトン,ジョージ・ハリスン,ザ・バンドのメンバー等,そうそうたる顔ぶれがそろっていました.
コンサートの最後には主役のボブ・ディランのステージとなりますが,そのだみ声や意味深な歌詞等,特異的な存在であることが伺えます.
さて,そのディラン,未だに受賞コメントも発表されず,音沙汰無しです.ファンからは「いかにも彼らしい!」との声があがりますが,ひょっとしたら受賞辞退もあるかもしれませんね.ノーベル賞選考委員もハルキストを喜ばしておけばよかったと思っているかどうか.
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