2013年5月25日土曜日

OM-Dはどこへ?

先日オリンパス社長のインタビュー記事が載っていました.世界シェア7割の消化器用内視鏡事業は好調のようですが,以前の不正決算による損害賠償対応のために増資が必要とのことで,不振のカメラ事業に一部取締役から完全撤退との意見が出ているそうな.先日は原宿で開催されたPENシリーズの新製品展示会にも行ってまいりましたが,まずまずの人気.ミラーレスカメラを牽引する企業がこのような発言をされますと,折角OM-Dを気に入って購入したユーザーとしましては甚だ心許ない気分です.これから交換レンズをいくつか買いたいなと思っているのに...というより,むしろ今のうちに最低限必要なレンズは購入しておかないと,いつカタログリストから消滅なんてことにもなりかねないかも.
ところで今時の高校生は語彙力が低下しているようで,オリンピックや歌舞伎を英字や漢字で書けない輩が多いとのこと.私はオリンパスは英字で書けますが.

2013年5月5日日曜日

撮影散歩(続)

連休散歩の続きです.
昨日はラ・フォル・ジュルネ目当てで丸の内に繰り出しました.今年のテーマは「パリ,至福の時」とフランス音楽がメインです.もともとこの催しは1995年フランスのナントで誕生した音楽祭であり,ディレクターのルネ・マルタン氏が「一流の演奏を低料金で提供することによって明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」とのコンセプトのもと,今ではポルトガルやスペイン,ブラジル,ロシアにまで広がりを見せています.
さて,私のクラシックでの好みはシンフォニーで基本的にドイツ系です.スラブ系のチャイコは勿論外せませんが.したがって,フランス系はあまり聴きません.サン・サーンス,ビゼー,ラヴェル等はまれに聴く程度です.ドビュッシーは私の中ではちょっと特殊な存在で,よく聴くCDリストに入れています.色彩感豊かなピアノ曲は気分を癒してくれます.
そんなわけで今回の催しへの関心は残念ながらいまいちです.東京フォーラムの屋外会場の雰囲気を写真に収めたり,ミニコンサートにちょっと耳を傾ける程度でした.ただし昨年の天候とはうって変わり,今年は連日の好天に恵まれ,人出は昨年を上回っているように感じました.
さて,きょうも晴天に恵まれ,絶好の撮影日和でしたのでお台場まで足を伸ばすことにしました.予想通り「子供の日」で親子連れが数多く訪れており大変賑わっていました.
それにしても晴れた日のウォーターフロントは快適ですね.空と海の青のコントラストがきれいに撮れました.
帰りはゆりかもめ汐留駅を下車して,一帯のシオサイト超高層ビル群間をぶらつきました.林立する建物それぞれに個性があり,とりわけガラスで覆われた壁面に隣のビルを反射してそそり立つ姿は空の青さも同時に映し込み実に美しい!何といってもその呆れるほどの高さには圧倒されてしまいました.
こうした高さや視野の広さを写真で感じられるのは,これまでのコンデジカメラより広角のレンズを備えているからで,今後益々,より広角,より望遠のレンズが欲しくなることでしょう.ズーム1本だけでは一眼カメラを持つ意味がありませんからね.

2013年5月3日金曜日

撮影散歩

GW後半はもっぱらOM-Dを携えての街並み散歩です.
昨日は都庁をメインに新宿副都心をぶらつきました.モード学園コクーンタワーは数ある副都心のビル群の中でもそのデザインの斬新さでアピール度抜群です.一方,古くから建つ安田火災ビルもそれなりに味があり安定感が感じられます.そしてなんといっても都庁舎ビルの威容!いつ見ても,副都心の中心として別格の存在感を放っています.今回は南棟展望台からの大都市東京の眺望を楽しみました.はるか遠くまで見通せるビル群と晴れ渡った青空とのコントラストが写真撮影にはベストマッチです.
午前中でしたのでそれほどの混みようではありませんでしたが,中国系や韓国の他,白人系も多く来館していました.外国人にはこの景色はどのように映っていたのでしょうか.
きょうは丸の内界隈の散歩です.丁度ラ・フォル・ジュルネがきょうから始まるのですが,きょうも天気が良いので屋外での散歩と撮影を楽しむことにしました.先日,東京駅舎の撮影時に見逃していた,リニューアル郵便局(KITTE)を覗きました.東京限定の切手が発売となっているので欲しかったのですが,きょうは手荷物になるのでやめときました.
丸の内仲通りに出て向うは三菱一号館美術館です.近代的なビルがひしめく丸の内界隈でレンガ造りのレトロな建物は目をひく格好の被写体です.このあたりの丸の内ブリック・スクエアはビジネスマンらが憩いの一時を過ごす場所でもあり,新緑が映える今は撮影にも最高の時季です.
ついでにすぐ近くにある娘の勤め先のビルも記念に一枚.
好天に誘われて,皇居前に来ました.きょうは馬場先門からの入場です.楠正成像が眼前に迫ってくると,近くにいた白人観光客らが「サムライ!」と叫びつつ,さかんに写真に収めていました.私も小学校修学旅行での写真が残っています.
次は二重橋.ここはもう団体客やら外人さんだらけでごった返しておりました.晴天,無風で皆さん良い記念写真が撮れたことでしょう.
城内へ入るため大手門へ向います.ここから天守台までにはいくつかの番所や濠,石垣等の被写体が続きます.行き交う人の多くにデジタル一眼カメラが見受けられました.
天守台からは広大な城内とその先に取り囲むように林立する近代ビル群が望めます.こうした視野に立ちますと,数百年前の時代に想いを馳せながら今との時間差を感じ取れます.
ここからは出口である平川門まで下って行きました.大手門から平川門までかなりの枚数を撮りましたが,好天に恵まれ良い写真ができました.OM-Dのバッテリーも今回は充分でした.
さて折角のGWを一人でぶらついているのは,カミさんは京都へ弓の試合,娘はシンガポールへ旅行に出かけていて,私一人が東京に残っているような次第.ま,OM-Dの試写には格好の機会ではありますが...明日はどこへ行こうかな.

2013年5月1日水曜日

横浜ベイクルーズ

娘が友人の結婚式二次会ゲームでゲットした横浜ベイクルーズ&ディナーのチケット.早速家族で出掛けました.
横浜は数年前に山下公園や中華街を訪れて以来2回目です.日本大通り駅からまずは赤レンガ倉庫に行ってみました.晴天下でヨコハマ・フリューリングス・フェストが催されていました.これはドイツ各地で開催される春の訪れをお祝いする「春祭り」です.ビール好きの私にはよだれものでしたが我慢して見学だけにとどめました.
横浜は港町だけに至るところに異国情緒が漂います.大都市東京に近いながらも独特の街の雰囲気を持ち,東京とは一線を画しているような気がいたします.
ベイクルーズは17:10出航.クルーズ船は全長約90mの白亜の船体です.ふと新婚旅行で乗船したハワイのクルーズ船を思い出しました.中華バイキングをいただき,夕暮れ時にはデッキにて横浜港のサンセットを楽しみます.そうそう,買ったばかりのデジタル一眼カメラでとにかく撮りまくりました.船上から見るランドマークタワーや大観覧車のトワイライトシーンは印象的です.カミさんと若かりし頃訪れていたら感動的なデートだったかも.でもその頃はランドマークタワーは無かったし,ずいぶん景色はちがっていたはずですよね.
このところ娘の企画でお出かけが多いような気がしますが,東京での家族そろっての生活がもうあとわずかしかないことが気持ちの上で拍車をかけているのかもしれません.娘も自分の生活,人生を自分なりに歩まねばならない年齢です.子は親離れを,親は子離れをしなくてなりません.
今宵は家族のそれぞれがこれからの人生に思いを馳せた一時だったような気がいたします.