2013年3月16日土曜日

椿姫

今年はヴェルディとワーグナーの生誕200周年に当たるようです.私はクラシック音楽は好きなのですが,オペラにはとんと縁がありません.敷居が高いというか,ついつい敬遠気味です.
今日はふとしたことから,新宿文化センターでフレッシュ名曲コンサート第一弾としてヴェルディ生誕200周年記念演奏会を聴いてまいりました.曲目はオペラ初心者にもわかりやすい「椿姫 ”La Traviata”」です.オケは東京交響楽団.演奏会形式でハイライトの公演でしたのでオペラの雰囲気を味わうといったものです.イタリア語上演ですが,字幕付きですので話の展開はわかりやすいです.ソプラノのサンドラ・パストラーナは美貌で華奢な体でしたが立派に歌いきっていました.最高音部のffで声が荒れたような部分がありましたが,わざとそう歌っているのか私にはわかりません.なにせオペラの生声は初めて聴くものですから.でも会場で聴くオペラの声は感動的ですね.オペラ好きが高額を払ってでも一流オペラを聴きにいく訳がちょっとわかりました.ハイライト版でしたが充分楽しめました.いやハイライト版だったからかも知れませんが.

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