この土日月の3日間は家族で温泉旅行に行ってきました.行先は九州大分別府温泉,由布院温泉です.娘が私の還暦祝いにと企画してくれました.
別府では「鉄輪(かんなわ)温泉」の地獄巡り,夜は別府歓楽街の一角にある「竹瓦(たけがわら)温泉」,硫黄臭の強い高酸性度の「明礬(みょうばん)温泉」,美肌湯で評判の「ひょうたん温泉」等,代表的な温泉をたっぷり堪能しました.食事では豊後牛やだんご汁,とり天うどんなどの名物を味わいました.
二日目夕方からは由布院温泉です.温泉名,JR駅名は由布院,高速道路のICは湯布院,平成7年に旧由布院町と湯平町が合併して誕生したのは湯布院町とちとややこしい.地理的には狭い温泉地ですが眺めの良い由布岳や幻想的な金鱗湖を備え,観光地として整備された街並みは人気の高さを裏付けるものです.観光客も年配者から若者まで幅広く,韓国人も多く訪れていました.
こうした有名な温泉地を数多く抱える大分県は源泉数や湧出量は日本一で,昨年,観光キャッチコピーとして「おんせん県」を特許庁に商標登録申請したと昨日の朝刊に載っていました.
私にとって初めての九州の地は連日抜けるような快晴で迎えてくれました.浸かる湯に癒されるとともに,娘の温かい心遣いが身に染みわたる冬の休日でした.