☆愛好会定演
土曜日は静岡マンドリン愛好会第38回定期演奏会がありました.翌日は私の母校である静岡東高創立50周年のマンドリン演奏練習会があり,一度は参加しておきたかったので好都合です.
今回の愛好会の演奏はほとんどすべてGOOD!でした.各パートの音がかたまりとして客席に伝わってきたからです.Kネーサンの指揮も堂々としたものでした.2部のポピュラーステージではパーカッションとの絡みも心地良くリラックスして聴けました.
打上会では東京のイグチさんも加わり盛り上がりました.私の顔見知りの愛好会メンバーは年配組の10人程度,残る大多数は若手組でほとんどが現役学生やら大学卒業したての年代ですが,今回は数人とは話すことができました.来年の今頃は愛好会でマンドリンを弾いているのかと思うとちょっと不思議な感じがします.
☆東高マンドリン練習会
翌日は東高マンドリン練習会のため静岡駅前からバスに乗って東高に向いました.開校当時,東高は新設高校だったので街中ではなく清水市との境近くのはずれに建てられました.そのためほとんどの生徒は自転車通学でした.男子は長髪が多く,髪を振り乱して自転車で走りまくる東高生は伝統校の生徒からは異質に見られていたようです.そんな当時の通学路をバスの車窓から懐かしさとともに眺めていました.
会場はマンドリンクラブ部室となっている音楽室でした.OB一番乗りとなってしまい,女子高校生だらけの部室に案内され,こっぱずかしいことこのうえありません.とはいえこのウキウキした気分はどうでしょう.遥か昔の青春時代にタイムスリップしたかのようです.
まずはパート練習からです.2年の女子3名,1年の女子3名がリーダーのたたく棒のリズムに合わせ音を拾っていきます.Kネーサンの技術指導が行き渡っているのでしょう,リズムの取り方,音量の変化のつけ方等々を幾度となく指示します.こりゃ上手くなるわけだ.特に若い時期のしかも期限付きの時間内での上達は目覚ましいものがありますね.こうした指導のおかげで現在の高校生のマンドリン演奏レベルは飛躍的に高まっているのです.合奏練習は指揮者のK山さん(14期生)のもとで行われました.皆同じように体を揺らせ演奏に同化します.本当に素直でいい子達ばかりです.娘のような若い子らとこうして演奏していると母校のクラブが存続していることに感謝を,自分が楽器を趣味としていることに歓びを覚えます.本日の練習のみであとは2週間後の本番に臨みますが,40も歳の離れた現役の生徒らと同じ気分で弾けたら最高です.