2012年9月8日土曜日

ビートルズデビュー50周年

今年はビートルズデビュー50周年とともにストーンズ結成50周年とのことです.これらにちなんだ記念グッズが人気を集めているようですが,当時,彼らに熱狂した世代にとってはまさに青春時代を共に生きた証拠でもあります.私が初めてビートルズのレコードを買ったのは,小6の頃だったと思いますが,「Twist and Shout」,「She loves you」,「Please please me」,「I saw her standing there」の4曲が入った赤いレコードでした.J.Lennonのシャウトに圧倒されました.当時はベンチャーズが大人気で小学生もエレキサウンドにしびれていました.
同じ頃,ラジオから流れてくる異様なエレキサウンドに一気に魅かれました.これがクリームの「White Room」でしたが,以来ロックのリードギタリストに興味を持つようになりました.当時,音楽雑誌ミュージックライフを毎号楽しみに見ていましたが,海外ロック情報とともにアーティストのファッションも大いに興味をそそりました.高校時代はやはりツェッペリンです.マンドリンクラブの友人はドアーズに心酔していましたが,なんといってもJ.Pageの恰好良さは抜群でしたね.
私がクラシック音楽に興味を持つキッカケは中学時代の友人の影響でした.クラシックも聴いてみろよとのことで借りたレコードがチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番でした.当時,ヤマハのスピーカーの宣伝でも流れていた曲で,すっと私の感性に入りこみました.以来クラシックも色々聴くようになりました.
高校入学時になんとなく入部したマンドリンクラブ.なんでこんな楽器を選んだのかいまだによくわからないのですが,私の音楽を聴く経過を振り返りますと,ロック,クラシックとも楽しめる音楽が自分に合っているのではないかと思えます.マンドリンを弾いているうちに,クラシックギターにも興味を持ち,バッハのリュート組曲も愛聴曲のひとつとなりましたし,「天国への階段」冒頭部やE.Claptonの「Tears in Heaven」もギターで弾いてみたりします.
さて,ストーンズは当初まったく興味無かったのですが,「Junpin Jack Flash」から聴くようになりました.
今夜もビートルズの初期の演奏を聴きながら,キャバーンクラブにいるが如くウィスキーを味わっています.

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