2024年8月28日水曜日

8月24日 ユニークな演奏会企画

昼の部は「音楽を体感!ワークショップ」と題してマンドリニストの堀雅貴さんが「マンドリン四重奏曲ニ長調」(カルロ・ムニエル作曲)を題材にして,実際のカルテットの演奏を交えながら楽譜の深掘りをするといった企画です.普段から深読みしてない者にとっては眼から鱗的な内容でした.和声にも少し触れておりましたが,相変わらず素人には厄介な代物です.

夜の部は場所をAOIに変えて「未体験の“音”たち 聴き比べコンサート」と名打った,奇抜な企画です.第1部はマンドリン四重奏で2曲演奏し,第2部では弦楽四重奏による別の曲の演奏です.昼の部で題材となった「マンドリン四重奏曲ニ長調」の弦楽四重奏での演奏は聴きものでした.そして第3部ではジュゼッペ・ミラネージ作曲の四重奏曲がマンドリン用と弦楽用とがあり,それぞれの聴き比べです.同じ曲でありながら随分違った印象を与えます.確かに弦楽四重奏の方が楽器の特性として豊かな表現力を誇りますが,第4楽章はマンドリン四重奏の演奏が印象的でした.どちらが優れた楽器かを問うものではなく,それぞれの良さを再認識できれば本イベントの開催意義があったといえます.それにしても他にないユニークな企画でありました.

会場では楽譜や楽器の展示やマニアグッズの販売なども行われ,マンドリン愛好者には楽しめる一日となりました.それにしてもこの日の天候は一時は開催が危ぶまれるほどの荒れ様でした.激しい雷雨に見舞われ,会場のAOIでは一瞬,停電になり,照明が落ちてしまい,どうなることかと思いましたが,なんとか復旧したようです.このところの不安定な天候には困ったものです.

 ワークショップ

 楽器の展示

 マンドリン音楽資料館の横沢恒氏によるマニア解説

 マンドリン四重奏チーム

2024年8月21日水曜日

OBOG会場打合せ

OBOG会の開催会場としてはホテルを利用するのがもっとも合理的ではあるのですが,昨今の物価高にともない,ホテルの利用料金も高額となってしまいました.そこで次回の企画ではなんとかコストダウンできないかと熟慮の末,大学内の施設利用を思いつきました.昨年のOBOG会の翌日に一度は見学させていただいたのですが,次回の参加人数をある程度把握したうえで,会場内配置など具体的な打合せを昨日行いました.事前にテーブルやイスの配置図を作成してありましたので,それに従い並べてみたところ,スペース的には十分な広さがあることが確認できました.初めて利用するケータリングについては配置の再考が必要となりました.どの程度料理が並ぶのか,ドリンクバーはどうするかなどは引き続き業者との打ち合わせとなります.いずれにせよ,初めての試みというのは神経を使いますね.