朝方の雨も止み,蒸し暑い午後からはDUO SANKSのコンサートです.
結成24年のデュオですが,さすがに年齢を重ねるにしたがい技巧的にも変化が現れ,ここ数回はマンドリンの不安定なトレモロや得意とした速弾きパッセージにも陰りが見えてきておりましたが,本日の演奏では選曲の妙もあったかもしれませんが,ヴィナッチャの伸びやかな高音や的確な速弾きが蘇ったかのような印象を受けました.とりわけアンコールのリベルタンゴはデュオ最盛期を彷彿させる圧巻の演奏を聴かせてくれました.ひさしぶりに感動!拍手!でした.