2019年4月30日火曜日

平成最後の日

30年続いた平成の今上天皇が生前退位され,本日が平成最後の日となりました.朝からTVでは退位関連番組で占められていました.

天皇退位の儀式「退位礼正殿の儀」は202年ぶりとのことです.皇居の宮殿,松の間にて300余人の要人を集め執り行われました.厳粛な空気の中で天皇陛下は淡々とお言葉を述べられ,その重責を退かれました.85歳のご高齢を考えればこうした儀式を行えるぎりぎりのタイミングであったと思われます.

経済の低迷やら多くの災害に見舞われた平成時代ではありましたが,戦争にかかわることはありませんでした.明日からの令和の時代も引き続き平和な時代となるよう祈るばかりです.

友人の死

私が大学卒業後8年ほど経ち,再びマンドリンを弾くようになったのは,今から35年ほど前,三重県に赴任したことがきっかけでした.津市にはマンドリン演奏の社会人団体「三重マンドリーノ」が熱心な活動をしていることを知り,入団することとなりました.当時は数名の団員によるアンサンブルでしたが,演奏活動は勿論,飲み会も頻繁に行われ,楽しい時間を過ごしました.とりわけ同い年のSさんとは演奏や団の在り方などおおいに語り合った仲間でした.

昨夜,東京にいる友人から,Sさんが亡くなったようだとの連絡が入りました.きょう三重の友人に聞いたところでは,消化器癌の再発が急激に進行したようでした.つい最近まで自ら主宰するマンドリン団体の演奏会で指揮台に立っていたとのことです.日本マンドリン連盟の支部長も長い間務め,地域の斯界の発展に貢献されました.

リーダー的な役目にやりがいを見出し,存分にやりきったSさん.ご冥福をお祈りいたします.

合掌

2019年4月29日月曜日

噂の人気者


生きがい特派員の取材活動では自分自身の生き方にも役立つことが多いのですが,今回の取材ではチケットが入手困難なほどの人気の講談師,神田松之丞さんの講演を聴くことができました.講談なんぞ一度も聴いたこともなく,自ら聴こうとも思わない類のものでしたが,聴けばたいそう面白く,いつの間にか引き込まれてしまっています.間の取り方,声の強弱のつけ方,迫りくるパフォーマンス等々,まさに人の気を引く魔術師の如くです.

取材対象の本イベントの主旨は「すこやか長寿」であり,静岡県は健康長寿県として常に上位に位置しておりますが,さらに健康寿命の延伸をはかるべく活動している最中であり,本イベントもその一環です.これまでも「食事」,「運動」,「社会参加」の3点を健康長寿のポイントとしてあげておりますが,今回は講演会として「勉強」,「運動」,「笑い」をテーマに企画されました.その「笑い」のテーマを担ったのが神田松之丞さんであり,会場の聴衆をおおいに笑わせてくれました.同時に「笑い」の大切さや,ライブだからこそ得られる「笑い」の空気感を教えられました.

2019年4月26日金曜日

マークX生産終了


トヨタのミドルクラスセダンであるマークXが今年の12月で生産終了とのことです.マークⅡからマークXにわたるシリーズ50年の歴史に幕が下ろされることになります.

私が岐阜県に赴任して1年後の2006年頃に,当時マークⅡの10代目のフルモデルチェンジ版として誕生した初代マークXがとても気に入り,それまでのレガシーB4から乗り換えました.丸みを帯びた無駄のない優美なフォルム,V型6気筒2.Lに新開発の6段ミッションなどデザイン,スペックともに実に魅力的なセダンでした.日々,仕事にドライブにと大切に乗っていたのですが,2年後に東京本社転勤となり,泣く泣く手放すこととなりました.当時の東京(新居住先での)の駐車料金が月額35,000円でしたので諦めざるを得ませんでした.             

初代コロナマークⅡは大衆車コロナと高級車クラウンの中間的位置づけとして1968年に発売.当時は平社員はカローラ,課長クラスはコロナ,部長クラスはクラウンとの位置づけがされており,「いつかはクラウン」との言葉通り,サラリーマンにとってクルマは役職の昇格とともにヒエラルキーの象徴でもありました.そうした中登場したマークⅡは80年代に入ると景気の上昇に伴い,ハイソカーブームに乗り人気を博しました.その後は景気の低迷につれ人気はミニバンに移っていきます.

現在のマークXは2代目(通算11代目)となりますが,デザイン的には今一つでした.私の購入した初代マークXはデザインに無駄がなく,洗練されたものでしたが,現行モデルは角ばったデザインで所々に破綻箇所が見られます.クラウンクラスのサイズのデザインを無理やり押し込んだような印象です.

マークⅡはその初代から現行モデルのマークXに至るまで,デザイン的には一貫してアメリカンイメージであったように思いますが,初代マークXだけは異質で,私の目に留まったわけです.たった2年間の短い間でしたが,私のドライビングライフを楽しませてくれたマークXの退場はやはり心なしか寂しさを覚えます.

 初代コロナマークⅡ 1968年

 3代目コロナマークⅡ 1976年

 5代目マークⅡ 1984年

 マークⅡ最後の9代目 2000年

 初代マークX 2004年

 最後のマークX 2009年

2019年4月17日水曜日

クイーン来日公演決定!

4月17日は「クイーンの日」らしいです.1975年4月17日の初来日に因んでとのこと.昨年公開の映画「ボヘミアン・ラプソディー」の大ヒットでアカデミー賞でも数多くノミネートされ,クイーンが再ブームとなりましたが,クイーンというロックグループが世界へ羽ばたくきっかけとなったのが初の日本公演での成功だったようです.

要となるボーカリストのフレディ・マーキュリーはすでにこの世にはおりませんが,代役としてアダム・ランバートが務め,オリジナルメンバーのブライアン・メイ,ロジャー・テイラーが来日するとのことです.公演は来年1月25,26日にさいたまスーパーアリーナ,28日に大阪・京セラドーム,30日にナゴヤドームで行われます.楽しみですが会場に行くことはないかな~

静岡県の住みやすさ


私が生まれ住む静岡県は気候温暖で住みやすい地域でありながら,東京,神奈川など首都圏に近いこともあり,進学や就職による若者の流出が多く,人口減少に歯止めがかかっていません.そこで県では対策の一環として,静岡県の暮らしやすさや働きやすさをデータで示したパンフレットを作成したようです.下記の表は今朝の新聞記事によるものです.


私も定年前の6年間を東京本社勤務のため都内に住んでおりましたので,首都圏に行きたがる若者の気持ちも十分理解できますが,将来を見据える人生の岐路に立つときこそ,静岡県で暮らす選択肢を考えていただきたいものです.

そういえばこの4月からは静岡DC(デスティネーション・キャンペーン)が始まりました.県外の方にも静岡の良さを実感していただけると嬉しいですね.



ノートルダム大聖堂炎上

世界的観光都市パリの象徴ともいえるノートルダム大聖堂が火災にあい,木造建物の大部分が焼失し,高さ96mの尖塔が焼け落ちてしまいました.パリ市民のみならず世界の観光ファンに衝撃を与える出来事でした.

私が会社の海外研修名目でスウェーデン,フランスを訪れたのは24年も前のことですが,パリ市内に入り最初の訪問先がノートルダム大聖堂でした.巨大船から艪(ろ)が何本も出ているかのようなその姿は今でも鮮明に蘇ります.

パリ市内での反政府デモ騒ぎに続き,今回の大聖堂焼失はフランス観光業界としてはあまりにも大きな打撃ですが,マクロン大統領の声掛けによりキリスト教徒はもとより世界から多くの援助が集まることでしょう.完全修復までにはかなりの年月を要すると思われますが.


MAZDA3

マツダの主力車種であるアクセラがフルモデルチェンジらしい,そんなニュースをネットで見たのが昨年末.海外で先行販売となるMAZDA3です.その外観画像に目はくぎ付けになってしまいました.ボディはハッチバックとセダンの2タイプですが,ハッチバックのデザインはまさに魅力的で,これは欲しい!と直感しました.年金生活なので高額車とは無縁ですが,今どきの軽自動車ですら200万円ほどするようです.MAZDA3が200万円台で購入できればけっして高い買い物ではないでしょう.

国内販売は5月に1500ccから始まり,2000ccは8月になるようです.注目は新型エンジンのSKYACTIV-Xですが,さすがに300万円台となると手が出ません.本命は2000ccハッチバックでマツダのイメージカラー「ソウルレッド」といった組み合わせになります.

前評判が高く,納車が遅れる可能性もあり,今回は車の購入で初めて予約注文しました.今から実車を目にするのが楽しみです.



2019年4月5日金曜日

花見


花粉大量飛散の中,意を決して花見に出かけました.駿府城公園ではこの週末,第63回静岡まつりが開催され,メイン会場としての設営が行われていました.桜は7分咲きくらいかな.日中は22℃まで上がり週末まで続くようですので,静岡まつりはまさに桜満開で迎えることになります.多くの人出で賑わうことでしょう.
















2019年4月4日木曜日

桜日和


毎月月初は母親の病院と開業医の通院付き添いです.普段,外出がままならない母親のために診察後,駿府城公園周りの道をドライブして石垣沿いに咲く桜を見物してきました.薄いピンク色の染井吉野の桜はしばし母の足の痛みを忘れさせてくれたようです.

東高現役OB合同ステージ




今年も東高マンドリン部定演の現役OB合同ステージに立ちました.来場いただいた高校同期の友人から,今年は私たち7期生が高校入学50年にあたることを知らされ,時の流れを感じさせられました.趣味としてのマンドリン演奏を長い間楽しめることができたのは自身の健康ととりまく友人たちのおかげとあらためて感謝の気持ちが募ります.ここ数年は指のつりや肘の痛みなどで満足に弾ける状態ではないのですが,気力のある限り続けていきたいと思っています.

2019年4月1日月曜日

新元号

新しい年度の始まりとともに新元号の発表がありました.「令和」(REIWA)の印象は悪くないです.「平成」の時はしっくりきませんでした.恐らく天皇崩御による改元のため,重い空気の中での語感の軽さに違和感を覚えたのかもしれません.今回は譲位による改元であり,国民の間でも様々な期待感がありました.「令」の字は初めて使われたこと,「和」は昭和が近かったことなど新鮮さと安堵感を併せ持つ印象です.いよいよ来月5月から新元号に変わり,国民の意識もなんとなく高まっているようですが,私には10連休もあまり関係ありません.ただ,平成時代同様,争いごとに巻き込まれることのないよう願うのみです.