2018年1月14日日曜日
静岡県富士山世界遺産センター
晴天に誘われて訪ねることにしました.自宅から新東名高速道路を走れば1時間で着きます.
本センターは先月12月23日にオープンし,客足は好調のようです.日曜日なので県外ナンバー車が多く駐車場に入るまで少し時間がかかってしまいました.
建物は地場産木材を多用した奇抜なデザインですが,周囲の景色とも溶け合い独特の存在感を醸し出しています.
館内はらせん状の歩道を回りながら登りますと周囲の景色があたかも富士登山をしているかのような疑似体験が楽しめます.最上階ではテラスに出て眼前の富士山が一望できます.富士山に積もった雪の白が澄み切った青空に映え,まさに晴天ならではです.
富士山には学生時代に一度登っただけですが,「二度登るのは馬鹿」との迷信にいまだに従っています.
さて,センターすぐ近くには富士山本宮浅間大社があり,お参りしてきました.全国に1300余ある浅間神社の総本宮と称されます.静岡市内には「おせんげんさん」として馴染みの静岡浅間神社がありますので親しみを感じます.本日も多くの参拝客が訪れていました.
センター前の赤鳥居
センター正面
館内の木格子
登りはじめのスクリーン
周囲の景色の変化
雲海
テラスから望む
館内 上階から
館内
富士山本宮浅間大社 楼門
拝殿
御手洗橋より
2018年1月13日土曜日
ルージュの手紙
アメリカ映画界で長い間見過ごされていた権力者によるセクハラ行為の発覚がもとで,世界中を♯Me Tooが駆け巡っています.過剰なんじゃないの~と思っていたところに立ち上がったのがフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴさんをはじめとする100名のフランスの著名女性たちです.「ただ誰かの膝を触っただけ,誰かにキスしようとしただけで,多くの男性が問答無用に罰せられ,職を追われてきた」と批判しています.「強姦は犯罪だが,誰かを口説こうとするのは(たとえそれがしつこくても,あるいは不器用でも)犯罪ではない.そして男性が紳士的にふるまうのは決して男尊女卑な攻撃ではない」と主張しているようです.
猫も杓子もと一辺倒に偏りがちなアメリカ人にくらべ,さすがに自由と恋愛を自己主張するフランス人だなあと妙に感心してしまいました.
そんな訳で注目を浴びる女優カトリーヌ・ドヌーヴが出演する映画「ルージュの手紙」です.女性同士の不思議な世界が進んでいきます.頻繁に映し出されるのは主人公のカトリーヌ・フロ扮する助産婦が産まれてくる赤ん坊を取り出すシーン.女性にしか持ち得ない観念を象徴しているかのようです.
実はカトリーヌ・ドヌーヴは高校生の頃から雑誌「スクリーン」等で憧れの女優として眺めていたと思うのですが,出演映画は一度も見たことがありません.幾度となくマンドリン演奏した「シェルブールの雨傘」でさえも.ですので若かりし頃のグラビアでの印象しかないのですが,70代のカトリーヌ・ドヌーヴはその貫禄とともに自由奔放な役柄を見事に演じていたように思います.
監督はマルタン・プロヴォ.男性ながら女性の深い内面を描き出すことに定評があるようです.本作品のエンディングもはて?ありきたりな男には到底わからない世界です.
2018年1月12日金曜日
ニューイヤーコンサート
恒例のグランシップ・ニューイヤーコンサートです.毎回観客席の応募にハズレが続いているのですが,当日券の列に並び,余った席である2階席に入る方がむしろ有難い気がいたします.空席がかなり有り,最後列のど真ん中に陣取れば最高の鑑賞席となります.
静響の演奏については冒頭J.シュトラウスのワルツ,ポルカが並び,ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを思わせるプログラムを楽しみました.チャイコのロミジュリはいまいち好きになれない曲なのですが,ハイライト部分は迫力が感じられました.
2部の冒頭,マイスタージンガー前奏曲は好きな曲の一つですが,今ひとつ迫力が欲しかったですね.ヴィオラ,チェロ,コントラバス等の中低音陣が5割増えればと思います.中丸さんのオペラステージではラストのR.シュトラウスのプログラムが新年としては異質な感じがしました.むしろ何らかのメッセージなのでしょうか.
最後にアンコール曲としてラデツキー行進曲が演奏され,これもウィーンフィルのニューイヤーコンサートを連想させる選曲で,観客も楽しめたと思います.
実は今年のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの中継前に放送された「ウィーン ニューイヤーコンサートに乾杯!」を先ほど見て,大変興味深い内容に驚きました.
どのようにしてニューイヤーコンサートが始まったのか,ウィーンフィルとナチスとの関連など,ニューイヤーコンサートに対する認識が改まった思いです.
そうは言ってもやはりニューイヤーコンサートは新しい年への期待を込めて存分に楽しみたいものです.
2018年1月8日月曜日
成人の日
今朝は朝焼けがきれいでしたが,天気が崩れる前ぶれです.歳末から正月にかけて好天が続いていましたので本当に久々の雨となりそうです.乾ききった空気や土に多少の水気は潤いを与えてくれます.
せっかくの成人を祝う日なのに全国的に荒れた天気になりそうなので,着飾った晴れ着が汚れてしまわないか気にかかるところでしょう.
さて,私の愛用のマンドリン,クラシ子は昨年末に二十歳の誕生日を迎えました.1997年製で,12月25日Xmasの日に私の手元にやってまいりましたので,その日を勝手に誕生日としています.弔事が重なりごたついてはいたのですが,記念写真は撮っておきました.
明らかに日本製のマンドリンとは音色を異にするクラシ子ですが,まだカラーチェ本来の音色を引き出してやれてないような気がします.大人の音色めざしてクラシ子とマンドリンライフを楽しんでいきたいと思います.
朝焼け
二十歳記念
2018年1月5日金曜日
法多山初詣
正月4日は小学校同級の三人会で袋井市の法多山への初詣です.この日も絶好の好天に恵まれましたが,遠州特有の冷たい空っ風が肌を突き刺します.
厄除け観音を祀った法多山尊永寺は1290年ほど昔に聖武天皇の勅により行基上人が開山した高野山真言宗別格本山です.
正月三が日を過ぎたとはいえ,参道には多くの参拝客で賑わっていました.長い石段を登りきると,鳳凰が舞い降りたような姿の本堂が眼前に広がります.昭和58年の落慶ですので比較的新しくきれいな外観を誇ります.
お参りをすませ,名物の厄除けだんごをいただいてきました.
帰りのバスは法多山を出発して2kmほど混みましたが,その後は順調に進み,袋井駅からはJR東海道本線に乗り換えます.この電車が思わぬ混みようで,静岡駅まで1時間余り立ちっぱなしでした.
電車を降りれば早速,静岡駅に隣接する居酒屋で三人会新年会です.この店は駅南から移転して新装開店した店ですが,酒も肴も充実していて大いに楽しめました.酒豪の皆さんも満足されたようです.
ほどよく酔いがまわれば次は例によってカラオケ.こうして三人会の初詣,初酒,初歌は滞りなく済ませることができました.今年一年も頑張るとしますか!
賑わう参道
仁王門
石段を上る
本殿前も賑わう
諸尊堂
天井
札・守授与所
境内には二葉神社もある
法多山名物「厄除けだんご」一皿200円
新年会
2018年1月2日火曜日
初詣2018
やはり初詣に出かけることにしました.新年のスタートは絶好の天気に恵まれました.
浅間通り
「今川さん」参上
初詣のにぎわい
八千戈(やちほこ)神社
舞殿
大拝殿
少彦名(すくなひこな)神社 改修中
2018年最大の月
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